乳児ボツリヌス症で赤ちゃんが死亡!原因は蜂蜜や黒糖。離乳食に危険!乳児ボツリヌス症の症状や原因となる食品について。

先日、生後6ヶ月の赤ちゃんが「乳児ボツリヌス症」のために死亡するというニュースがありました。

離乳食に与えた蜂蜜の中に、乳児ボツリヌス菌が混じっていたためのようです。

乳児ボツリヌス症とは一体どのような症状なのか、原因となる食品は蜂蜜や黒糖以外にもどんなものがあるのかを考えたいと思います。

乳児ボツリヌス症とは

乳児ボツリヌス症とは、赤ちゃんがボツリヌス菌の芽胞(がぼう)とよばれるものを体内に何らかの形で取り入れてしまうことで発症します。

乳児の腸内でボツリヌス菌が繁殖し、毒素を出す事によって症状が進んでしまいます。

生後3週〜6ケ月の赤ちゃんに多く発症します。

1歳を迎えると大腸細胞や腸内環境が整い、発症しなくなると言われています。

乳児ボツリヌス症の原因となる食品など

乳児ボツリヌス菌の芽胞は土壌や泥の中で育つため、そこで育った食物がボツリヌス菌に汚染される事があります。

土や泥、魚や動物の腸内、水辺の泥などでボツリヌス菌は存在しています。

ですので、赤ちゃんが土や泥などを触った手で物をつかんだり食物を口にするのは危険です。

尚、ボツリヌス菌は100℃の熱湯でも死滅しないので注意しましょう。

蜂蜜

蜂蜜は1歳以下の子どもに与えてはいけません。

蜂蜜には受粉の際にミツバチが運ぶ「ボツリヌス菌」の芽胞が付着している場合があり、乳児ボツリヌス症の感染が報告されています。

コーンシロップなども同様に、ボツリヌス菌が混入している場合があるので注意が必要です。

野菜ジュース

野菜ジュースなども感染経路にあげられる場合があります。

特に外国産のものは気をつける必要があります。

ボツリヌス菌は土壌由来の細菌なので、野菜はよく洗わなければ危険です。実際過去には野菜スープが原因となったケースがあります。

黒糖

黒砂糖にもボツリヌス菌の混入が稀に見られるようです。

発症事例があることから黒糖なども注意が必要です。生成途中に混入してしまうのかも知れません。

乳児ボツリヌス症の症状

通常大人の場合であれば、ボツリヌス菌の毒素そのものを摂取して発症してしまいます。

乳児の場合、体内で増殖した菌が毒素を出す事で発症するようです。

大人であれば蜂蜜や黒糖などに含まれるボツリヌス菌の影響はありませんが、生後1歳未満の赤ちゃんの場合は腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が繁殖しやすく発症してします。

ボツリヌス菌の潜伏期間は3日〜1ヶ月と言われています。

乳児ボツリヌス症の場合、毒素は神経毒とも呼ばれ神経系を冒すようになります。

神経細胞は脳からの指令を伝える重要な役目を果たし、体の機能の調整をしているため、そこが影響を受けることで様々な症状が現れます。

便秘

初期の頃に便秘の症状、活気が無くなる、哺乳力の低下などが見られます。

進行すればひどい便秘の症状が現れます。数日間の便秘が続くようになります。

便秘が長引くと便からも毒素が増殖してしまいます。頑固な便秘ともなると、1〜2ヶ月も毒を出し続けるため危険です。

体の機能低下

全身が脱力状態になって、乳を吸う力も低下していきます。

泣き声なども弱くなっていきます。

特に顔面の無表情、頭部筋肉低下による首すわりの悪化などが見られます。

また、まぶたの下垂、咽頭の反射欠乏、まひなどが出てきます。

呼吸器低下や呼吸器不全

重症化すると呼吸器の低下や呼吸器不全となり、最悪の場合死に至ります。

乳児ボツリヌス症の治療法

まず原因となった食品の特定や、血液、便などから「ボツリヌス菌」を検出することで、乳児ボツリヌス症と診断されます。

呼吸器系のダメージを受けることがあるため、呼吸を監視し、便秘を解消するために浣腸や抗菌薬を投与するケースがあります。

しかしそもそも致死率は低く、赤ちゃんにとっては薬の負担の方が不安もありますので抗生剤の投与などはあまり行われません。

その他注意事項

昔の育児書などを参考にすると、蜂蜜や黒糖が勧められている場合があったりするので注意が必要です。

蜂蜜や黒糖は1歳を過ぎるまで絶対与えてはなりません。

また、クックパッドなどのレシピも問題になっています。

1歳未満の蜂蜜や黒糖の摂取をしてはならないことを記載していないようなものも多数見受けられます。

●まとめ●

蜂蜜や黒糖などは大人にとっては健康食品として人気の物ですが、生後1歳未満の赤ちゃんにとっては乳児ボツリヌス症の原因となるため危険です。

乳児ボツリヌス症は最悪死に至りますので蜂蜜や黒糖は与えないようにしましょう。

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asapon

四国在住、30歳で第一子を出産した新米ママ。 アトピーを持っていまして、現在脱ステ7年目(ステロイドをやめる治療法)中です☆アトピーはすっかりキレイになりました! 妊娠から出産、育児、アトピーについての情報を主に発信しています。