いよいよ夏本番も近づいてきました。
これからは子育てしている方にとっては本当に試練の数ヶ月ですね。子どもを抱っこしていると暑さ倍増です。
さて、この時期気をつけていないと危険なのが熱中症です。
「もちろん気をつけてるよ!」という声が聞こえてきそうですが、さらに気をつけなければならないのが子どもの熱中症。
大人と違って体力のない子どもの方が、熱中症の危険がグッと上がります。
車に置き去りは危険

ちょっとしたお出かけや買い物に、車を利用されている育児ママパパは多いと思います。
赤ちゃんや小さな子どもと一緒に行くと、ちょっとだけなら赤ちゃんを車に置いといて買い物へ…と感じる事があるかもしれません。
特に子どもが車内で爆睡している時なんかは、起こしてまでも…と思うかもしれません。
でも絶対ダメーーーー!!!!
その “ ほんのちょっと ” が命取りになるかもしれません。
真夏の車内はあっという間に高温になります。
大人でも車のエンジンを切ったらすぐに汗が吹き出てきますよね。体力のない赤ちゃんや子どもであれば、ほんとにあっという間に危険な状況になってしまいます。
またほんのちょっとだけ…と思って出ていっても、つい商品を探すのに気を取られたり、電話がかかってきて気を取られたり、知り合いと出会って立ち話が長引いたり・・・という可能性は充分にあり得ます。
気がついた時には赤ちゃんが車内で危険な状態になっていた!というのでは取り返しがつきません。

どんなに短い時間でも子どもを残して行くのは絶対やめましょう。
子どもは地面との距離が近い

コンクリートの地面は太陽熱を吸収してかなり高温になります。
大人であれば身長がありますので、地面からの照り返し熱もまだ影響を受けにくいと言えるでしょう。
しかし、小さなお子さんは地面からの照り返し熱をモロに体に受ける事になります。この熱が子どもの体力をあっという間に奪って、気がついたら子どもが急にグッタリしているなんて事も。。。
走り回るから危険

小さな子どもは元気いっぱいに走り回るものです。
しかし気をつけていないと、少しの運動でもかなりの熱を持っていたりします。
暑い真夏にいつもと同じ感覚で運動させていると、急にグッタリして熱中症になりかねません。
真夏は外での活動は極力控え、室内で遊ばせるようにしましょう。どうしても外で活動するときは一時も目を離さず、保冷剤の活用や水分の補給に気を配り短い時間にとどめましょう。
昔の夏の感覚では危険

ここ数年ほんとに暑いですよね。
2000年以降日本の平均気温はほとんど毎年、平年気温よりも上昇しているそうです。温暖化怖いですね。
体感温度もひと昔前とは明らかに違って、真夏なんかは外で活動すると身の危険を感じるほどになってきました。
昔は「夜にクーラーなんかつけてもったいない」とか言われていましたが、最近ではエアコンをつけて寝ないと危険な日もあるくらいです。
エアコンは温度を設定した後『自動モード』にしておくと、機械がその温度を維持しながら調節してくれますので節電になりますよ。

昔の感覚で考えるのではなく、温暖化時代にあった温度管理をしていかないと特に子どもは危険です。
日中の対策
公共広場(屋内)を利用する

家の中でエアコンをつけて過ごす…となると、心配なのが電気代ですよね。何万円も飛んでいくのは育児世代としては見過ごせません。
そこでオススメなのが大型ショッピングモール。
こういうところは大抵エアコン完備はもちろん、休憩スポットもたくさんありますのでゆっくり子どもと過ごす事ができます。また運動にもなりますし、お母さんも気分転換になっていいですよ。
授乳室やオムツ替えも兼ね備えているところがほとんどなので、ストレスなく過ごせるでしょう。
こまめに給水を

子どもはとにかく汗をよくかいています。汗をかくのは良いことです。
最近の子供や若者はエアコンに当たりすぎて汗をかけなくなってきていて、体調不良を起こす人が増えていますので、汗は自然にかかせた方がいいのです。
その際気をつけたいのは水分補給。夏場はあっという間に脱水症状に陥りやすいので危険です。
ですからこまめに水分補給しましょう。
喉が渇いているという状態はすでに遅いですから、一定時間おきに水分を取るようにくせをつけておくと良いでしょう。
ただし、冷たいものを大量に摂り続けるのもあまり良くありません。体を冷やしますし、冷たいものは内臓に負担をかけますので注意しましょう。
ポカリスエットが良いと言われていますが、小さな子どもに大人と同じポカリスエットはNG。砂糖などで虫歯の原因にもなりかねません。
子ども用のポカリスエットが販売されていますので、是非そちらを飲ませてあげて下さいね。
●まとめ●
真夏ははあっという間に熱中症になってしまいます。
体力のないお子さんは特に気をつけてあげましょう。
地面に近い子どもたちは猛暑の影響をすぐに受けてしまいます。
日中はなるべく屋内で過ごすようにしましょう。オススメはショッピングモールなどの育児施設の整ったところです。
また夜間であっても寝ている間に熱中症になってしまう事もありますので、エアコンなどを上手に使って過ごすようにしましょう。
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