いや〜…まだ5月の半ばだというのに、なんて暑いのでしょう。
道路の電光掲示板で28度くらいを表示していてゾッとします。
こんな日に友人達と約束して、公園に出る事になった1歳児の息子。
未だ帽子を被ってくれた事はありませんでした。
1分でも炎天下で遊んだら熱々の頭。赤ちゃんの頭ってなぜか熱を吸収しますよね。
これはさすがにやばいやろー…と思い、あれやこれやで帽子を被させていたら…
やっと本日帽子を被ってくれたのです。パンパカパーン!!
いや〜、いろいろな作戦が功を奏しました。
以前にも帽子を嫌がる赤ちゃんの記事を書かせていただきました。
詳細はこちら
ネット上のお知恵を拝借しながら、自分達も帽子を嫌がる息子になんとか帽子を被せるべく書いた記事です。
今回はこの記事を参考にしながら、さらにアレンジも加えてやっと帽子を被せる事が出来ました。
一歳の息子との格闘の様子をお伝えします。
もくじ
帽子を被るまでの流れ
その日のお昼に、友人達と公園に行く約束をしていた私たちと息子なのですが…とにかく暑い。
その日は晴天で天気予報通り気温もぐんぐん上昇する気配。
帽子を被らなければ話にならん、という事で朝から作戦を開始したのです。
まず行なったのは・・
パパ&ママの帽子ファッションショー作戦

パパとママが同時に息子の前で帽子を被り、
「ほーら、帽子だよー」「楽しいよー」
と誘惑してみました。結果は・・・
チーン。
全く効果なし!見事に空回り。
一瞬チラ見して、鼻であざ笑うかのようにテレビへ!
滑稽な親の姿を尻目に『お母さんと一緒』をボーッと見ている始末。
うーん、やっぱダメか!ならば・・・あの手で行こう!
褒めまくり作戦
これは前回の記事でも書きましたが、帽子を被せた瞬間褒めまくる!というシンプルかつ古典的な方法です。
やり方は簡単。帽子を被せた瞬間に怒涛のごとく褒めまくるのです。
「うわーかわいい」
「賢すぎるー!」
「イカす!」
「ナウい」
など、思いつくままにありとあらゆる褒め言葉を投げかけたのです。
しかしながら、褒める度に帽子を投げ捨てる息子!
「そんな上辺だけの言葉に乗せられるほど馬鹿じゃないぜ!」と相手にもしてくれません。
やっぱりダメか。
褒めまくり作戦が効くって書いてあったのに・・(しかし、後でこの作戦のアレンジ版が効果抜群になるのですが)
という事で結構頼りにしていた作戦が失敗!
うーんどうしたものか。そこで・・・
じゃあもう朝からお外出て、メダカやら鳥やら飛行機やら見せながら『どさくさに紛れに帽子被らせとく』なら、どないかなるんちゃうかー作戦

だんだんやけになってきた私たち。
タイムリミットが迫る中、このまま家の中でやっててもラチがあかない!という事で思いきって外へ飛び出しました。
鳥やらメダカやら飛行機が飛び交う中で、テンションも上がった状態で帽子被せたらどないかなるやろー。
という事で靴を履き、外へ出て被せてみると、
あれっーー。
今、一瞬被った。
「確かに今一瞬被ったよな!」と確認し合う親。
おそらく外のテンションが上がっている状態で、気が紛れて反応が鈍くなっていたのです。
これはいいぞとばかりに、帽子を被せるのを繰り返しているとまさかの奇跡が!
なんと近所の猫現わる!

いつもうるさい近所の猫が、神対応をしてくれたのです。
「朝からうるさい親子だニャー!ほら見よったるから早くしーや」…と言う顔をしながら、息子の前に寝転んでくれたのです。
これで一気に注意を惹きつけられた息子。

ついに帽子を被ったまま猫と遊んだのです。
やったぁぁぁっ。
念願の帽子を被った息子をついにカメラに!後姿ですが(笑)
記念すべき瞬間を捉える事が出来ました。
…と言っても、まだまだ帽子を確実に被るには至っていない息子。
そこで次なる作戦は・・
帽子を被った後、両手をつないで手を塞ぐ作戦
その名の通り、帽子をかぶせた後 取ろうとされる前に両手をつないで塞いでしまい、帽子の事を忘れるまでその辺を歩き回ります。
そして夢中になってきたところで手を離すと、狙い通りそのまましばらく遊んでくれます。
まだふっと気がついて帽子を取るのですが、とりあえずなんとか帽子を被るところまで漕ぎ着ける事が出来ました!
その後何度か試し、確実にこの作戦が上手く行く事が分かりいざ友人達の元へ。
そこで最後の仕上げとなる作戦を決行します。
褒めまくり作戦(改)
先ほども述べた、褒めまくり作戦の改良版を実行しました。
それは私たち親ではなく、友人達に褒めまくってもらうのです。
ここで朝、成功が確認された『帽子を被らせて両手をつないで歩く』作戦をまず決行します。
そして友人達のところへ歩かせたところ、友人達が、
「あらかわいい」
「素敵ー、似合うー」
と褒めちぎってくれます。(あらかじめお願いしておきましたが)
すると完全に気を良くした息子。
遂に帽子を受け入れてくれたのです。(なんじゃそら。笑)

長い戦いとなりましたが、ようやく帽子を被って遊んでくれました。
おかげで公園でも走り回る事が出来ご満悦の様子!良かったね。

●まとめ●
いや〜、帽子を被らせるのは本当に格闘でした。
しかしあんなに嫌がっていたのに、最後には被ってくれるものなんですね。
今回のケースは
・外に出て気分転換する事
・帽子を被せて両手をつなぎ、帽子の事を忘れさせる事
・友人達に褒めちぎってもらう事
で成功を収める事が出来ました。
これからはルールを作り、外では帽子をかぶる事、ルールを破ればお家に帰る事を教えて行こうと思います。
やはり色々なアイデアがあるもので勉強になりました。
でも良く考えると、もうこれからは帽子を被らせるのもすんなり終わるとなるとどこか寂しい気もしますね。
どんどん成長する息子!その成長を逃さないように見守っていきたいと思います。
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