3歳という年齢は貢献心が最初に芽生える時期。
つまり、自分が誰かのために何かをしたことから喜びを感じられるようになる時期なのです。
親は子どものこうした感情を上手に生かして、是非3歳児にお手伝いをさせましょう。
3歳児にお手伝いをさせると良い理由は?

お手伝いをして、たくさんの「できた!」や「喜んでもらえた!」という感情が芽生えると、やがて人のために働きたいと思える子どもに成長します。
言い換えると、お手伝いをたくさんした子ほど将来働き者になるということです。
子どもは家のお手伝いをすることで『仕事を引き受けてやり遂げる』ということを自然に学んでいるからです。
また、子ども自身も家庭の中で自分の居場所を見つけて、自分の仕事を責任を持って果たしていくことができるようになります。
それはやがて自立へとも繋がります。
何もかもしてあげるのが親の愛情だと思いがちですが、本当の愛情は自立できるように子どもを育てていくこと。
たくさん「ありがとう」と言われる行動ができる子どもは自己肯定感も高まり、人の役に立てる仕事を喜んで行えるようになます。
3歳児のお手伝い、出来ることは?

幼い子どもですので出来ることは限られますが、アイデア次第でたくさんのお手伝いをお願いすることができます。
以前の記事でも書きましたが、1歳であってもお手伝いすることは出来るんです!
料理編
まだまだ危なっかしい年齢ですので、包丁を持たすのは躊躇します。
そんな時、我が家では野菜を手で割っていってもらうお手伝いを頼みます。
例えば人参。
人参をスティック状にあらかじめ切っておき、ポキっと折りやすいように切り目を入れておきます。(少し面倒ですが‥)
あとはひと口サイズにポキっ、ポキっと人参を折っていくだけ!
3歳の息子も、これはとっても楽しそうです。
また自分も料理に関わったという自覚があるので、その日のご飯はいつも以上に美味しそうに食べてくれます。
あとは野菜の型抜きなんかも良いですね。
100均に売っている花の形の型抜きを渡すと、ものすごい集中力で野菜を型抜きしてくれます。
他にも‥炊飯器のスイッチボタンを押してもらう!とか、卵を割る!とか、簡単なお仕事なら何でもお願いできます。
「手伝ってくれるかなぁ?」と聞くと、嬉しそうに「いいよー!」と答えてくれますよ。
洗濯編
洗濯を干す時は1つ1つ手渡しをお願いしたり、
取り入れたあとは一緒に洗濯物をたたむことが出来ます。
フェイスタオルなら3歳児でもたたみやすいですね。親のやることをじーっと見て、真似してたたんでくれる姿はとっても可愛いものです。
その後はパパの洗濯物、ママの洗濯物、自分の洗濯物、と分けて片付けるまでがお手伝い!
飽きて「もうやめたー!」となることも多いですが、洗濯物のお手伝いは危険も伴わないのでお願いしやすいお手伝いの1つです。
掃除編
まずは自分のおもちゃを片付けることが1番です。
机の上を拭いてもらったり、ほうきで玄関を掃いてもらったり‥
掃除も出来ることは様々ですね。
大人にとったら少し面倒に感じる掃除ですが、子どもは遊び感覚で手伝ってくれるのでとても楽しそう!
庭の草抜きなんか親子でするとすごく楽しいですよ。
3歳児のお手伝い、まとめ

3歳は貢献心が芽生える時期。誰かのために何かをすることから喜びを感じるようになる年齢です。
お手伝いをたくさんした子ほど、将来働き者になります。また自立へとも繋がります。
大切なのは「できた!」という体験と、感謝されたという経験。
簡単なお仕事なら何でも子どもにゆだねてみましょう。
きっと喜んでお手伝いしてくれるはずです。
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