魔の2歳児などと言われたりする事もありますが、2歳児の癇癪はとにかく大変です。
これまでおとなしかった赤ちゃんが1歳半くらいから癇癪を起こし始め、格段に育児が大変になります。
2歳児の癇癪はさらに輪をかけて大変に。
そんな2歳児の癇癪の様子(奇声や物を投げる、手を出すなどの様子)についてお伝えします。
2歳児の癇癪どうして

奇声、暴力、器物破損・・・
大人であれば犯罪ものですが、まだまだ発達途上の2歳児。
感情を抑える事も未熟で、言葉も上手く話せない、欲求がうまく伝わらない…などですぐにイライラしてしまうのも無理はありません。
本人は、自分が悪い事をしているという意識がない事もポイント。
親からすればなんて悪い事をしてくれるのだろう!!と感じるものですが、2歳児は悪い事をしているとは思っていないので、親が怒っても訳が分からずますますカオスに・・・
またこの頃から自我が芽生えて、自分の持ち物やテリトリーという意識が芽生えてくるようです。
そうしたテリトリーに入ってくるものを容赦無く攻撃してきます(笑)
2歳児の癇癪はレベルが違う

過去にも息子のイヤイヤの様子を記事にしました。詳細はこちら。
今思えばこの頃の癇癪なんて100倍楽でした!
今は一度火がついてしまえば制御不能になり、こちらのエネルギーを全部吸い取られるくらいヘトヘトに。
しかも、(大人にとっては)些細なことで、一日中何回もブチ切れしてくれます(笑)
なんでも自分でしないと気が済まないし、着替えや歯磨き、食事などこちらがして欲しい事はすぐに言うことを聞いてくれません。
そしてとにかく声がデカイ、暴力も結構痛い、石頭で頭突きがメチャクチャ痛い、物を投げて壊す・・・。
ああ、今日もまたそんな1日が始まろうとしております。
おっとこれはオモチャじゃなくてパパの顔だよー(泣)
1番気にしているのは親

この時期は親のみなさんも過敏になっておられるのでは無いでしょうか?
癇癪を起こすと周りの目が気になりますよね!
外野からは軽い気持ちで色々言われます。
「ちょっと酷いな!」
「どしたんこの子」
「うちの子はそんなん無かった」
・・・
中には親の大変さに同情して本当に心配してくれる方もいますが、軽い気持ちで言ってくる人も結構います。
親のみなさんであればこうした声って結構傷つくものですよね。
癇癪を起こす子どもと一瞬しか接しない人にそんな事言われたくないものですが…。
まあそういう人はどこにでもいますので聞き流すのが一番です。
子ども一人一人で成長も全然違うわけですから、周りの声を参考にする事はあっても、比べて落ち込んだりする必要は無いと思います。
ましてやうちの子自慢で比較してきて、こちらの子どもをけなしてくるような人には近づかないか言われても無視しておくのが1番です。
小さい頃はどうしようなく癇癪持ちで大変だったけど、今は落ち着いている人ってたくさんいますよ。
むしろ小さい頃大変だった子の方が大人しいケースの方が私の周りには多いような気がします。
癇癪を起こしたら

癇癪を起こした時に怒鳴りつけたり、手を出したりするのは意味がないどころか様々な弊害を招きかねません。
癇癪を起こしたらしばらく落ち着くまで我慢して待ちましょう。
人の大勢いるところでは素早く人気の無いところへ連れて行ってください。
その方が親も余裕が出来ますし、迷惑もかかりません。
【癇癪の対処方法はこちら】
2歳児の癇癪は本人に悪い事をしているという意識がありませんので、怒るのはあまり意味がありません。
根気よく、優しく教え続ける覚悟が必要です。
「顔を叩いたら痛いからダメよ」
「物を投げると壊れるんだよ」
など、まだ理解していない早い段階から説明して教え込んで行くのが大切です。
言葉が分かるようになるまで待っていては遅いですね。
子どもの学習能力は非常に高いですから、なんでも早目早目に教え込んで行きましょう。
●まとめ●

2歳児の癇癪を目の当たりにすると親も圧倒されてどうしたらいいかわからなくなりますよね。
本当にこの子は大丈夫なのか?なんて不安になる時期に、外野からの余計な言葉が聞こえてきたりもします。
しかし癇癪は個人差もあり、また成長の通過点で順調に育っている証拠なのですから、上手に対応してあげましょう。
怒ったり怒鳴ったりせず、ダメな理由を優しく繰り返し教えるようにして下さい。
何回もではなく何百回もです。
大変な時期ですが頑張りましょう!
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