突如始まった、2歳の息子のどもり(吃音)…本当に不安な毎日でした。
しかし記事にあげてから約2週間が経ちましたが、だいぶ良いように変化が見られてきました。
その経過と共に、親ができることについてもお伝えしたいと思います。
もくじ
2歳息子のどもり(吃音)の始まり
これは以前に詳しく書きましたので、こちらの記事をご参照ください。
まとめると、
例えば「ママ」という簡単な言葉さえも言えなくなり、「ま、ま、ま、ま‥ママぁー!」と、出だしの言葉を繰り返してやっと口に出せる感じです。
そして一生懸命言葉に出そうとするので、力が入ってとても大きな声になります。
ついには「ママ」と呼ぶことを諦め、ママの事を「この子」と呼ぶようになりました。
その時はさすがに『もうママと呼んでくれないかもしれないなぁ』と本気でショックでした。人知れず泣きましたね(泣)
でも、息子なりに自分が傷つかない方法を編み出したのでしょう。
言いにくい言葉は、ほかの言葉で代用して使う息子の姿がありました。
この頃の約1週間は本当に吃音が酷くて、ピークでした。
さすがに悩んで調べまくり、このままだったらどうしよ~・・とカナリ辛い毎日。
そんな吃音にも少しづつ変化が‥

1週間たった頃から、あれ?治りつつあるかも?と思う状況が増えてきました。
寝る前や寝起きなど、2人でゴロンとしている時には全く吃音が出なくなりました。
また、「いいよ!」という言葉なども「い、いい、い、‥いいよ!」とどもっていたのですが、
次は「いーーーいよ!」と出だしを伸ばすように。
吃って出だしの言葉を繰り返すより、伸ばした方が言いやすいみたいで、息子のストレスもカナリ減ってきました。
先程「ママ」と呼ぶのを諦めた、と書きましたが、これもいつしかすんなり「ママ!」とまた呼んでくれるように!ホッ。
最初の言葉を伸ばしながらも、言うのを諦めることは全くなくなりました。
2週間経つ頃には、気にならないくらいどもりも減りました。
今は、1日に数回あるかな?位で、また以前のように沢山おしゃべりしてくれています。
吃音が酷い間、親ができることは?
焦らさないように最後まで話を聞く

どもりながらも何かを伝えようとしている時は、吃音に気づいていないフリをして最後まで話を聞くようにしました。
内心『おぃおぃ大丈夫かぁ・・汗』と思いますが、息子の前では平然を装っていつも通りの会話に徹します。
笑ったり、言い直しをさせたりはしないように気をつけました。
「言えんよー」って泣く時には、「大丈夫よー」って笑顔で答えるようにしました。
そうこうするうちに安心感が出て、また自信を取り戻していったように思います。
色んな場所に遊びに行った

一見関係ないように思うかもしれませんが、これは大きな効果がありました。
とにかく息子が吃音を忘れるくらい楽しい思い出を沢山作るようにしました。
大好きな公園めぐり、動物園、遊園地‥
そうやって気晴らしするたびに、本当に息子のどもりが減っていきました。
もともと出かけて遊ぶのが大好きな息子。
楽しい思い出と比例して良くなっていったのは間違いなしです。
いつもの日常生活を崩さないようにした

例えば息子は一時保育に通っているのですが、吃音がピークに酷い時でも休まず通わせました。(正直どっちが良いのかとすごく悩みましたが‥)
先生には今の状況をお伝えしました。
迎えに行く頃には、園庭で楽しそうに遊ぶ息子の姿が。
迎えに行った私を見て、「ママ~!!」と大きな声で駆け寄ってきてくれました。
(因みにこのママ~!!をきっかけに、ママとまた呼べるようになりました。)
先生の話によると、先生のお子さんも小さい頃に同じように吃音になり、心配したことがあるとの事。
でも「気がつくと治ってましたよー!」と言ってくれました。
また、息子の場合は1人になりたがることもなく、お友達と関わって楽しく遊んだり歌ったりしているので心の病ではまず無いと思う。
気にしないでいればそのうち治るはず!ともおっしゃってくれました。
帰りの車の中で、興奮気味に園であった事を教えてくれる息子を見て、あぁ通わせて良かったなぁと思いました。
別に通う幼児教室の先生にも、同じようなことを言われました。
「全然、心配しなくて大丈夫よー!!」と。
あれ‥私1人心配し過ぎいたのかなぁ、と心が軽くなりました。
2歳児のどもりや吃音って、案外多いのかもしれませんね。
そして、気にしないこと!これも大切な事なのかもしれません。
●まとめ●

2歳息子の吃音で悩んだ2週間。
ようやく出口が見えてきたように思います。
ママ!と普通に呼んでくれる事がこんなにも幸せな事だったのか‥とも改めて思いましたね。
親としては、
●最後まで話をよく聞く
●気にしていないフリをする(言い直しなどはさせない)
●楽しい場所にたくさん連れていく
●日常生活は崩さない
…以上のことを努力しました。
そして先生たちから言われたように、
『親が気にしない!』
これが1番なのかもしれません。
いざ自分の子どもがどもりだすと、本当に不安な気持ちになります。何がいけなかったのかと自分を責めてしまうこともあります。
でもほとんどの子どもは良くなる!私もこの事を胸に乗り越えました。
悩む親の皆さんの参考に少しでもなればと思います。
【息子のどもり(吃音)のその後はこちら】
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